Pearl the Baton

こんにちは、パール・アカンパニーの山本和佳です。

真珠がもっと輝くお手伝い、「Pear the Baton（パール・ザ・バトン）」のページにお越しいただき、ありがとうございます。

私事ですが先日、長女が結婚式を挙げました。その挙式に先駆けて行った両家の顔合わせ。わたしはどんな真珠を身につけるべきなのか、戸惑ったことを思い出します。

主役を引き立てる真珠のコーディネートは、これまでたくさん手掛けてきました。けれども今回のわたしは「娘の母親」であり、脇役。お相手とのバランスもありますし、その加減が分からず、頭を抱えてしまったのです。

答えが見つからないまま、迎えた顔合わせ当日。手元にある真珠をいくつもかき集めて、会場に向かう特急電車に乗り込むことに。

その車内。パウダールームの鏡を前に、ひとつのアイデアが浮かびました。それは伊勢志摩でしか養殖されない希少なベビーパールを三重にしたネックレスを身につける、というものでした。

娘もわたしも、伊勢志摩の出身。三重（みえ）だから三重（さんじゅう）というユーモアを交えつつ、若いふたりを邪魔しない控えめなコーディネートを心がけることにしたのです。

足し算の発想で飾ることはいくらでもできます。ですが脇役である今回のシチューションに必要なのは引き算の考え方なのだと、そのとき改めて感じました。

わたしの肩書きである「パール・アカンパニー」の「アカンパニー」は伴走という意味です。

どんな人の、どんなときに、どんな真珠がふさわしいか。伴走するように一緒になって考えるお手伝いができるのではという思いから「Pearl the Baton」を起ち上げました。

できることは３つあります。

ひとつめは、お手元の真珠をふさわしい形に作り変える「したてる」。たとえば冠婚葬祭でしか使えないと思われがちなフォーマルネックレスを、普段使いのデザインに仕立てるなど、いまのあなたに一番似合う形にリメイクします。

ふたつめは、お手元の真珠を形はそのまま、ふたたび輝かせる「みがく」。使っているうちについてしまった汗や汚れをみがいて、できるだけもとの姿に近い状態でお戻しします。あわせて「糸かえ」のご依頼も承ります。

みっつめは、使われないた真珠を次の持ち主に引き継ぐ「つなぐ」。捨てにくい、売りにくい真珠を次のふさわしい方に届ける仲介役になります。そこにどんな想いや物語があったのか、それも含めて確かにお届けします。

いずれにも共通するのは「Rebright（リブライト）」という理念。真珠はもっと輝く、という信念のもと、ふさわしい人に、ふさわしい形で真珠が輝くお手伝いをいたします。

まずはお気軽にご相談ください。わたしたちに何ができそうか、ともに探すところから始めましょう。相談会はオンライン。無料でご参加いただけます。